2018年9月22日(土)に三井ショッピングパーク ららぽーと新三郷にて開催された「GPリーグ ヤマハ発動機プログラミングコロシアム 1都3県大会」。
そこで優勝した埼玉県代表「PCファイターS」と準優勝の千葉県代表「サイバープロ」の子供たちが、DeNAにてお仕事体験をさせてもらえるということで同行してきました。
そもそも、GPリーグって何??という方はこちらをチェック!→https://gpleague.jp/
いざ、社内に潜入!
案内された室内では、デライトドライブ本部CSR推進室の樋口さんがお仕事体験をする前の諸注意や、DeNAが普段どのような事業を行っているのかを分かりやすく説明してくれました。ゲームがどのように作られているか説明してくれているときは、子供たちの目が一層キラキラ輝いて嬉しそうだったのが印象的です。
緊張していたのか、お話を聞く子供たちの顔は真剣!
一通り説明が終わると、いよいよゲームの開発オフィスに潜入させてもらえることに!
普段は入ることのできない執務室はとても静かで、すぐに打ち合わせが行えるようなミーティングスペースがいくつも用意されていたり、思いついたアイディアをすぐに書けるように壁一面がホワイトボードになっていたりと、とても機能的な作りになっていました。
子供たちが物珍しく辺りを観察していると、「逆転オセロニア」を制作するプロジェクトマネージャーが話しかけに来てくれました。普段は話すことはおろか、会うこともできないような人の登場に子供たちのテンションも急上昇!
受付を抜けて別フロアにある開発オフィスへ向かう子供たち
その後は、広々とした空間に東京を一望できる大きな窓、落ち着いた色調の家具が配置された社員専用のお洒落なカフェにお邪魔しました。ビスコやじゃがりこなど、子供たちにも馴染みあるスナックはもちろん、社員の栄養に考慮したローファットフードやアサイーなども常備されています。また、カフェ内にはスクリーンとプロジェクターがあるため、社員同士の交流会やイベントもここで行われることがあるそうです。夏には窓から神宮の花火なども見られるというから、素敵ですよね。
今回行われたワークショップでは、デザインについて学ぶべく、DeNAのデザイン本部に勤務する4人の社員さん達が協力してくれました。実際に手掛けた事案を例に、普段私たちが何気なく暮らしている生活の中に、自然に浸透している「デザイン」が、いかに影響力があるかを教えてくださいました。美味しいハンバーグ弁当を社員さん達と一緒にいただいた後は、いよいよ実際に自分たちの手でデザインを作るワークショップの始まりです!
みんなで仲良くお弁当ターイム
今回のワークショップのお題は「楽しく早起きができるアプリ」。
そして、「誰かを喜ばせるためのデザインを作る」事を考えることになりました。渡されたペルソナ(サービスを使う架空の人物像)をもとに、その人物が考えるであろう思想を付箋に書き出していきます。また、その思想を持った人物が「どうすれば嬉しく早起きすることができるか」、同様に付箋に書き出すようお題が出されました。少し難しいのでは…という心配をよそに、子供たちは集中してもくもくとアイディアを出していきます。書き終わると、嬉しそうに社員さんへその付箋を渡す姿が印象的で、大変可愛らしく微笑ましかったです。
書き出すことにより、この人物に必要なアプリの内容が固まっていきます
アイディアが出そろったところで、今度はそのサービスの”一番重要な部分を体験している様子”を四コマ漫画にして描くことに。
一見難しそうなお題ですが、色鉛筆を使ってカラフルに仕上げる子や、文字で説明を入れて分かりやすくする子など、ひとりひとり様々な表現方法で黙々とマスを埋めていきます。
描けた四コマ漫画は、みんなの前で発表しました
固まったアイディアをスマートフォンの画面にて表現する(UI・UXを考える)時間では、シンプルにまとまったデザインを描く子や、QRコードを利用したデザイン、実際に利用する人の事を考えたボタンを配置する子など、利用者への配慮が見えるデザインが多々生み出されました。
どのようなデザインのアプリにするのか、それぞれの個性が出ます
これまで私たちが何気なく見てきたすべての商品にはデザイナーの皆さんの想いと工夫と努力が詰まっており、そのデザインを見た人たちをどう喜ばせることができるか、ストーリーを想像しながら考えられているいうことを今回のワークショップを通じて知ることができました。
最後には限定のダークポチローのほか、クリアファイルやカレンダーなどが入った豪華なお土産をいただきました!
2020年から小学校にて必修科目となるプログラミングに向けて、すでに勉強を始めている子達もいると思いますが、ぜひ、プログラミングだけではなく、デザインの重要性とその影響力もあわせて理解し、今後の生活に役立てていただければと思います。今回のデザインのワークショップ体験が参加者の子供たちにだけでなく、この記事を読んだ方全員の未来に役立つことを願います。
DeNAの皆様、ご協力ありがとうございました