【GPリーグ2019レポート】東京西地区大会(予選)

2019年10月20日に開催された、プログラミングコロシアム2019東京西地区大会(予選)の模様をお伝えします。

会場は東京工科大学・日本工学院八王子専門学校 片柳研究所棟4階の特設会場です。

12時30分の開場とともに受付がスタート。事前に申し込んだ種目で受付を済ませ、パンフレットを受け取って予選会場へ。

予選会場の教室に入るとお父さん・お母さんとはしばしのお別れです。

13時30分、予選大会のプログラム開始。
開会を待つ間に近くの席のおともだちと仲良くなる参加者の姿も散見されました。

東京工科大学の亀田弘之先生によるご挨拶で予選大会がスタート。
「夢中になって挑戦しよう。その方が絶対に楽しいから。」という力強い言葉に子どもたちは静かに頷いていました。

続いてヤマハ発動機株式会社の西川様による「ロボティクス未来塾」のスペシャル講義が行われました。
画像や動画、クイズを交えたわかりやすいお話で、バイクのA Iパイロットが本物のバイクレーサーに挑戦する映像を食い入るように見つめる参加者たち。「失敗が発見に繋がる」「失敗しても前のめりに」という技術者の方々の言葉を目を輝かせて聞いていたのも印象的でした。

休憩時間には、ヤマハ発動機の産業用ドローン「YMR-08」を間近で見て、操縦機や機体の一部を触ることができます。
日本ではまだ少ないドローンパイロットであるヤマハ発動機の担当者の方に、「開発費はいくら?」「何キロ出るの?」「組み立てにはどれくらいかかるの?」とさまざまな質問をしていました。

次はGPリーグの競技委員長である竹林暁先生による「ビギナーズレッスン」。
プログラミング初心者の参加者にもわかりやすく、冗談を交えて楽しく教えてくれます。

ボケ続ける竹林先生に、思い思いのツッコミを入れながら笑顔でレッスンを聞く参加者たち。これで予選問題の予習はばっちりです。

休憩を挟んでマークシートの練習をしたら、いよいよ予選開始!
制限時間25分で20問の問題にチャレンジ。真剣に取り組んでいます。
先ほどの学習内容をどれくらい発揮できるでしょうか。

試験が終わり、保護者の皆さんも合流したらふたたび竹林先生の登場。結果を待ちながら答え合わせの時間です。
今回も冗談を交えた竹林先生の解説に、ドキドキしながらもはじける笑顔の参加者たち。

楽しくアンサーチェックをしている間に採点が終了し、予選通過者が決定しました。

まずは上位5名の発表。
日本工学院八王子専門学校ゲームクリエイター科の原田俊信先生より賞状が手渡されます。
なんと今回は満点が2名!今大会初の快挙です!

続いては各種目の上位3名を発表。
この12名が11月3日の決勝大会に進出します。予選通過おめでとうございます!!
残念ながら敗退となってしまった皆さんも、「失敗しても前のめりに」次のチャンスを目指してプログラミングの腕を磨きましょう!

決勝大会に進む12名をみんなで拍手で激励し、原田先生のご挨拶です。
なんと原田先生、採点結果を見て、賞状に名前を書きながら思わず泣いてしまったんだとか。
参加者の皆さんのがんばりが伝わったのでしょうね。

最後に、会場にいる全員で「GP LEAGUE!!!」とポーズを決めて、東京西地区予選大会は無事閉会です。

決勝大会への進出が決定した皆さん、がんばってください!!

2019.10.26